医療法人社団 オリンピア会:オリンピア眼科病院
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よくある質問

眼球突出にならないための予防方法は、ありますか?
予防方法というものはありません。
バセドウ病は、眼と甲状腺に別々に自己免疫異常が起きてくる疾患ですので、甲状腺機能が正常になってからでも、眼が出てくる可能性はあります。
中には、甲状腺が治ってから何年もして、眼が出てきたという患者さんもいますが、その頻度は非常に低いものです。
体調を整えることは、大切です。風邪をひいたり、熱を出したりしないようにする。
また、喫煙は、眼症の進行に影響すると言われており、喫煙する方は、禁煙をお勧めします。
もちろん、甲状腺機能のコントロールも大切です。
 
最近、眼が出てきて、目つきが変わりました。甲状腺のためでしょうか?
甲状腺眼症では、眼球突出と眼瞼の異常が起こってきます。
眼球突出は、甲状腺機能異常により、眼の後ろの組織、脂肪や筋肉が腫れ、眼球が後方から押し出されて起こります。
また、「上まぶた」を持ち上げている筋肉が炎症を起こすことにより、「上まぶた」が大きく開き、正面から見ると眼が出ているように見える状態が考えられます。
甲状腺眼症により、瞼の筋肉が収縮し、「二重」が「奥二重」になったりすることがあります。
 
眼が重い感じがするのですが?
「眼窩」(眼球の後ろや周りの組織)の炎症が始まる時期に「眼が重い。」、あるいは、「眼が痛い。」という症状が出ることがあります。
 
「光がまぶしい」、「眼がゴロゴロ痛くなる」ことがあります。「白眼の充血が強くなりました」
「眼球突出」や「瞼裂開大」(眼が見開いたようになる)により、眼球の表面が露出されやすくなり、ドライアイ様の症状になり、起こることがあります。
眼球突出や瞼裂開大が無くても、甲状腺眼症では、涙腺に炎症を起こすことにより、涙の分泌量が減り、ドライアイになることもあります。
ドライアイになると、眼の表面が乾きやすくなり、傷ができたり、炎症を起こしてきます。
このような症状のあるときには、点眼薬による治療が効果的です。
ほかにも、甲状腺眼症で、瞼が腫れることにより、「睫毛内反」(逆さまつげ)になり、ゴロゴロ痛くなったり、充血することもあります。
 
バセドウ病で、10年以上「メルカゾール」を飲み続けています。眼が乾燥しやすく、常に充血しています。眼がゴロゴロしたり、光がまぶしい感じもあります。どのような治療が必要でしょうか?
バセドウ病による眼症状で「眼球突出」や「瞼裂開大」(眼が見開いたようになる)により、眼球の表面が露出しやすくなり、ドライアイ様の症状をきたすことがあります。
「眼球突出」や「瞼裂開大」が無くても、甲状腺眼症では涙腺に炎症を起こし、涙の分泌量が減り、ドライアイになることもあります。ドライアイになると、眼の表面が乾きやすくなり、傷ができたり、炎症をおこし、ご質問のような症状がでることがあります。このような症状があるときには、点眼薬による治療で改善することもあります。
 
バセドウ病で、現在治療中です。 最近、眼が腫れぼったくなってきました。バセドウ病で、このような症状が出ることがありますか?
バセドウ病で、瞼が腫れてくることがあります。眼の周りの脂肪の組織が、炎症により腫れ、瞼が腫れてきます。
 
最近、視力が落ちてきました。甲状腺眼症の影響でしょうか?
視力は、裸眼の視力でしょうか?それとも、レンズで矯正した「矯正視力」でしょうか?
「裸眼」の視力は、眼の屈折、近視や遠視、乱視でも落ちることがあり、「矯正視力」が良く出ているのであれば、心配ないと思います。
「矯正視力」が悪いようだと、眼の病気がある可能性があります。
甲状腺眼症では、重篤な「視神経症」(眼を動かしている筋肉に炎症を起こし、筋肉が肥大し、神経を圧迫するために視力が落ちたり、視野が欠けてきます。)で視力低下がみられます。
他にも、角膜の障害で視力が落ちることもあります。甲状腺眼症以外でも、他の眼の病気で視力が落ちることもありますので、一度眼科で精密検査をお勧めします。
 
甲状腺眼症がありますが、コンタクトレンズを使用しても大丈夫でしょうか?
コンタクトレンズは、基本的には大丈夫ですが、眼瞼の異常やドライアイがあると、コンタクトレンズがずれやすくなったり、角膜に傷がつきやすくなったりするので、眼科の定期検査を受けて、医師の指導のもとに使用してください。
 
甲状腺眼症なのですが、使ってはいけない目薬や内服薬はありますか?
基本的には、ありませんが例外もあります。自己判断で使わず、必ず眼科や内科医の処方により使用して下さい。
 

物が二つに見え、「外眼筋肥大」があると言われ、「ステロイド」や「放射線」の治療をすすめられています。

筋肥大を認め、その部分に炎症がある場合には、やはり、炎症を抑える治療を行います。
炎症を抑える治療としては、点滴あるいは、内服による「ステロイド治療」や「放射線治療」を行います。しかし、これらの治療は、直接「複視」を直すための治療と言うよりは、消炎を目的としていますので、治療後「複視」が良くなる人、変わらない人、悪くなる人もいます。
治療後、「複視」が残っていても、炎症が治まってくれば、次の治療(手術)が可能になります。
炎症が強い段階で手術をすると、手術の侵襲により、更に炎症が強くなり、「複視」が悪化してしまうこともありますので、まずは、炎症を抑える治療をお勧めします。
 
バセドウ病で、内服治療をしています。甲状腺の数値自体は安定していますが、「眼の腫れ」や「眼球突出」が強くなっている気がします。甲状腺の数値が落ち着いても、眼は悪くなることがあるのでしょうか?
眼の症状は、発症してから3〜5年は、変動があると言われています。
甲状腺の機能が落ち着いていても、眼の症状が強くなる方もいます。また、甲状腺のホルモンの数値が落ち着いていても、抗体値が高いと、眼の症状が変化する場合もあります。
 
「放射線治療」、「ステロイド治療」をしたが、「複視」(物が二重に見えること)が治りません。
「放射線治療」や「ステロイド治療」は、炎症に対する治療になります。
眼の奥の炎症が落ち着いても、炎症による反応で、「外眼筋」(眼を動かす筋肉)の周りに、硬い結合組織がまとわり付くことにより、眼の筋肉が硬くなり、眼の動きが悪くなり、「複視」が起こります。
炎症が、落ち着いているようであれば、次の段階として、眼の筋肉に対する手術が必要です。
 
バセドウ病の眼の手術とは、どのようなことをするのですか?どのくらい、入院が必要になりますか?
バセドウ病の眼の手術としては、主に下記の手術があります。
   1)眼を動かす筋肉の手術
   2)眼球を引っ込めて、まぶたを閉じられるようにする手術
1)は、眼の動きが悪く、物が二つに見える場合に行う手術です。
2)は、眼球突出が高度で、夜寝ている間も眼が閉じなくて、角膜や結膜など眼の表面の障害が強い場合や、「視神経症」を繰り返し起こすような場合に行います。
手術前に必要な検査や手術の時期で、入院期間は一人ひとり違いますので、一度、眼科の専門医を受診して、ご相談されることをお勧めします。
 
もうすぐ20歳になりますが、14歳でバセドウ病と診断されて、「メルカゾール」の内服を一日1錠飲んでいます。甲状腺のホルモンは、安定しきっていないと思うのですが、「眼球突出」の手術はできますか?甲状腺の手術を先にして、ホルモンを安定させてからでないと、眼を手術しても、また出てきてしまいますか?
バセドウ病による眼の症状は、5〜7年ほどで落ち着くと言われています。
バセドウ病の診断を受けてから6年ほど経過していますが、眼の症状が、いつから現れたかが問題になります。
「眼球突出」が気になる様になったのが、最近ではなく数年前からのことで、その後変化がないようでしたら、眼の状態としては、落ち着いているので、手術は可能と考えられます。
ホルモンの状態が悪く、甲状腺の手術が必要な場合は、甲状腺の手術を先にしたほうがよいでしょう。
 
「眼瞼後退」は、治りますか?
「眼瞼後退」は、大きく二つに分けられます。
交感神経の緊張による「ミューラー筋」の緊張と、「上眼瞼挙筋」の炎症です。
「ミューラー筋」の緊張が、甲状腺ホルモン過剰のための交感神経緊張により起きているのであれば、甲状腺機能の正常化により治ります。
しかし、甲状腺機能が正常になっても、よくならない場合や、まれには、甲状腺機能に全く異常がないのに、「ミューラー筋」がけいれんしたりすることがあります。
この時には、交感神経の緊張をとる点眼薬を使います。
以前は、「イスメリン点眼薬」を使用していましたが、現在製造中止になったため、「ブナゾシン(デタントール)点眼薬」を使用します。「ブナゾシン点眼薬」は、「イスメリン点眼薬」と比べて濃度が薄いため、一日3,4回点眼する場合もあります。
「眼瞼後退」に対して「ブナゾシン点眼薬」の効果が見られないときは、「ミューラー筋」が硬くなってしまっているか、「上眼瞼挙筋」に炎症が起きていることが考えられます。
このような場合には、手術治療ということになります。
手術は、「まぶた」の裏側から行い、皮膚は切開しません。
「ゴアテックス」を「上眼瞼挙筋」の間に挿入して、「上眼瞼挙筋」を延長する手術になります。
 
「眼球突出」は、治りますか?
「眼球突出」には、二つの形があります。
一つは、炎症により、「球後」の脂肪が増えて突出している場合と、眼を動かしている筋肉(外眼筋)に炎症が起きて、肥大して眼球が突出している場合です。脂肪による「眼球突出」は、若い年齢の方に多く、筋肉の肥大による突出は、比較的高齢の方に多く見られます。
筋肉の肥大がある場合は、眼球の動きが悪くなり、「複視」を起こすこともあります。
また、視神経が肥大した筋肉に圧迫されて視力が落ちてくる(視神経症)ことがあります。
「球後」の炎症が強い場合には、「ステロイド治療」や「放射線治療」を行います。

「ステロイド治療」や「放射線治療」によっても「視神経症」が軽快しない場合や、「視神経症」の再発を起こすような場合には、「眼窩減圧術」を施行する場合もあります。
 
眼の大きさに、左右差があります。治りますか?
眼の大きさに、左右差がある場合、「眼瞼後退」に左右差がある場合と、「眼球突出」に左右差があるため、眼の大きさが左右違って見える場合があります。
それぞれの治療としては、「眼瞼後退」と「眼球突出」の治療を行う必要があります。
 
物が二つに見えます(複視)。 「複視」は、治りますか?
「複視」は、眼を動かす筋肉(外眼筋)に炎症を起こし、筋肉が肥大したり、筋肉の周りに硬い組織がまとわりつき、外眼筋の動きが悪くなり、左右の眼が同じように動かなくなっている状態です。
「ステロイド治療」や「放射線照射」により、炎症が落ち着いて「複視」がよくなる方もいますが、筋肉の周りに硬い組織がついている場合は、「複視」が残存します。
「複視」があるからといって、必ず手術が必要ではありません。
ご本人が、そのままで不自由がなければ、手術をせずに、経過をみることになります。
不自由が強い場合には、手術治療が必要になります。
  手術治療は、「外眼筋」が眼球に付着している部分の位置をずらすことにより、眼の動きを改善します。手術後に「複視」がなくなる方もいますが、眼の動きを完全に元に戻すことができない場合もあります。
  「複視」に対する治療の目標は、普段よく使う部分、正面とやや下方の物を読む領域で、「複視」をなくすことになります。
そのため、上方や左右の周辺の方では「複視」が残ることがあります。
周辺部の「複視」に対しては、眼だけでなく、顔を向けて物を見ることで対応していくことになります。
 
甲状腺の機能が良くなれば、「眼球突出」も治りますか?
バセドウ病は、「自己免疫疾患」ですが、その「自己免疫」は、甲状腺組織だけではなくて、眼の周りの組織に対しても起こります。
「眼球突出」は、甲状腺の働きと関係なく起こってくるため、甲状腺には全く異常のない人にも、「眼球突出」が起きてくることがあります。
そのため、甲状腺が良くなっても、必ずしも「眼球突出」は治りません。
しかし、眼窩の脂肪が増える原因に、甲状腺機能の亢進を引き起こす「TSH受容体抗体」が関係しているという考え方もありますので、甲状腺の機能が正常になると「眼球突出」も改善される場合もあります。
 
オリンピア眼科病院とオリンピアクリニック井上眼科とはどう違うのですか?
オリンピアクリニック井上眼科は原宿駅前にありますが、入院施設はありません。
手術関連設備、MRI、レーザー設備などはオリンピア眼科病院にあります。
そのため、バセドウ眼症を精密に検査するの際はオリンピア眼科病院で行います。
以降、経過観察などはオリンピアクリニック井上眼科でも行えます。
両方を受診して初診料を2重に請求されることはありません。
 
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