icl
ICL(眼内コンタクトレンズ)

ICLについて
ICLとは、(Implantable Collamer Lens)の略で、眼内に挿入するレンズです。「眼内コンタクトレンズ」「後房型有水晶体眼内レンズ」とも呼ばれます。
ICL手術は、このレンズを眼内(虹彩と水晶体の間)に挿入することで、屈折異常(近視・遠視・乱視)を矯正し、視力を回復させる手術です。目の内側にレンズが入るため、裸眼と同じ快適さで視力を回復することができます。
特徴
メリット
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特徴1
元の状態に戻すことができる
ICLは手術後も取り外し可能なレンズのため、見え方に不具合が生じた場合、レンズを取り外して元の状態の戻すことができます。また、将来、白内障など目の病気にかかってしまった場合にも、取り外して手術治療を受けることができます。
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特徴2
鮮明でクリアな視界が期待できる
レーシック手術と違い角膜を削らないため、手術後の不正乱視(眼鏡やコンタクトレンズで矯正しきれないわずかな角膜の歪み)がおこりにくく、鮮明でクリアな視界が得られます。
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特徴3
強度近視・乱視にも対応
角膜が薄い、近視や乱視の度数が強い方でも手術可能な場合が多く、レーシック手術に比べると適応範囲が広い手術です。
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特徴4
ドライアイのリスクが低い
ICL手術では、角膜を小さく切開するだけなので、涙の分泌量や質に影響することはないとされています。そのため、基本的には、ICL手術によってドライアイになったり、ドライアイを悪化させることはありません。
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特徴5
お手入れ不要
ICLレンズは、目の中に挿入するため、交換する必要もなく、くもったり汚れたりすることもないため、日常のお手入れが不要です。
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特徴6
紫外線カット機能がある
ICLレンズの素材には、紫外線を90%以上カットする機能があります。有害な紫外線をカットすることは、白内障や加齢黄斑変性のリスクを減らす可能性があります。
デメリット
手術費用が高額で、保険適応外になります
ICL手術は自由診療のため、適応検査や診察、ICL手術代など全額自己負担となります。ただし、確定申告で「医療費控除」の対象になります。
※一般的な1dayコンタクトレンズの費用とICL手術費用を比較した場合、1dayコンタクトレンズの使用頻度や使用年数によってはICL手術の方が安価になる場合もあります。

手術を受けるまでに時間がかかる場合があります
適応検査結果に基づいて、オーダーレンズを使用するため、レンズの到着に数か月の期間を要する場合があります。
治療の流れ
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STEP1
適応検査・カウンセリング
手術の適応を判断するための検査と目の病気や異常がないかを調べる検査も行います。
適応検査では、コンタクトレンズ装用中止期間は必要ありませんが、当日に術前検査まで終了することをご希望の場合は、あらかじめ下記コンタクトレンズ装用中止期間が必要です。ソフトコンタクトレンズ(乱視なし) 1週間 ソフトコンタクトレンズ(乱視あり) 2週間 ハードコンタクトレンズ 3週間 検査では、瞳孔を開く点眼薬(散瞳薬)を使用します。検査後しばらくは見えづらくなるため、検査当日は車などの運転はできません。
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STEP2
術前検査
適応検査で問題がなかった場合、挿入するICLの度数を決めるための検査などを行います。
※検査結果に基づいて、レンズをオーダーしますが、レンズの到着まで数週間、レンズによっては数か月かかる場合もあります。オーダーレンズのため、注文後の返品・返金はできません。STEP1のコンタクトレンズ装用中止期間が必要です。ご注意ください。
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STEP3
手術前の抗生物質点眼
感染予防のために、手術3日前から医師の指示通りに点眼を行っていただきます。
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STEP4
手術当日
手術当日は眼鏡でご来院ください。(コンタクトレンズは、手術前日まで装用可能です。)
手術は麻酔の目薬を使用するため、目を押される感じはありますが、痛みはほとんどありません。 -
STEP5
術後検診
手術後は、定期的に検診を受けていただき、目の状態を確認します。
(検診スケジュール)
手術日の翌日、1週間後、1か月後、3か月後、6か月後

術後の合併症について
ICL手術では、下記の合併症がおこる可能性があります。
- 感染症(細菌性眼内炎)
- 目の中にレンズを挿入する際に、メスで3mmほど切開をするため、まれに、この傷口から菌が侵入し感染症を起こす可能性があります。予防のために術前から抗菌薬の目薬を使用しますが、術後の点眼や保護メガネの使用など術後の過ごし方にも注意が必要です。
- ハロー・グレア
- 夜間や暗所で光が見えにくくなる現象で、光がにじんでみえる、光の周囲に光の輪が見える、光が普段よりまぶしく見えるといった見え方の変化があります。見え方は、徐々に安定し、術後1か月~6か月くらいで自然に気にならなくなる方がほとんどです。
- 視界のぼやけ
- 手術後は、視力が安定するまで視界がぼやけることがあります。特に手術直後は、瞳孔を開く点眼薬の影響も残っています。手術の翌日から数日で徐々に改善される方がほとんどです。
- 目の充血や異物感など
- 手術で切開した傷口の炎症により、充血したり、痛みや異物感を感じたりすることがあります。術後数日で症状も改善していきます。
術後の注意点
- 手術当日は、視力が安定しないため車の運転などはできません。
- 術後3日頃までは、洗顔や入浴、メイクやスキンケアなど生活上の制限があります。
- 医師の指示通りに点眼薬を使用し、目の清潔と安静を保ちましょう。
- 術後は目をこすらないようにし、目を守るため1週間ほど保護用メガネを使用しましょう。
- 医師の指示に従い、目に負担がかかる仕事や運動は控えましょう。
- 術後の目の状態を確認するために、定期検診は必ず受けましょう。
手術費用
ICL手術は、公的医療保険が適用されない自由診療のため、全額自己負担となります。ただし、国が定める医療費控除の対象となりますので、領収証は大切に保管し、確定申告の際にご提出ください。
また、ご自身で加入されている医療保険の契約内容によっては、給付金の対象になる場合がありますので、「有水晶体眼内レンズ挿入術」が対象かどうか保険会社にお問い合わせください。
適応検査・カウンセリング料金
初回来院時に、カウンセリング・適応検査代として22,000円(税込)をお支払いいただきます。
これは、ICLの手術料金に含まれる費用ですので、手術料金のお支払時には22,000円を差し引いた金額をご請求させていただきます。
なお、検査の結果、手術の適応にならなかった場合や手術を希望されなかった場合においても適応検査・カウンセリング料金については返金できませんので、あらかじめご了承ください。
手術料金(両眼)
| ICL | 660,000円(税込) |
|---|---|
| ICLトーリックレンズ(乱視用) | 770,000円(税込) |
●片眼のみの手術は半額となります。
保証期間と保証内容
保証期間は手術日から6ヶ月間としており、保証期間内の診察・検査料金は無料になります。
また、レンズ交換、抜去、位置調整などの再手術についても、医師が必要と判断した場合に限り、1回のみ無料で受けられます。
保証期間以降の診察検査料金 11,000円
ICL手術をご希望の方は事前にICL用問診票を記入して持参いただくと、ご来院の際のご案内がスムーズになります。よろしければダウンロードして印刷の上、ご記入をお願いします。
※持参されない場合はご来院された際にご記入いただきます。
Inpatient ICL is optional
入院でのICL手術も可能です

ICL手術は日帰り手術が一般的ですが、当院では入院施設を完備し、万全のフォロー体制を整えています。「術後に何かあったらと心配」「遠方で即帰宅が不安」という方も、看護師常駐の病棟で翌朝まで安心してお過ごしいただけます。ご希望の方はお問い合わせください。
ICL手術 よくあるご質問
ICLは誰でも受けられますか?
当院では、原則として21歳~45歳までのほとんどの方に受けていただけます。
ただし、20歳前後の方は、近視の進行による視力低下のリスクがあり、40歳代後半の方は老眼鏡が必要になる可能性があります。
なお、次の方はICL手術を受けることができません。
- 目の病気(白内障やぶどう膜炎など炎症性の疾患、円錐角膜など)がある方
- ICLを挿入するスペースが極端に狭い方
- 重症の糖尿病やアトピー性疾患など、創傷治癒に影響を与える可能性の高い全身性あるいは免疫不全疾患の方
- 妊娠中または授乳中の女性
手術中に痛みはありますか?
麻酔の目薬を使用するので、目を押される感じはしますが、痛みはほとんどありません。
ICLのレンズを入れた後、異物感を感じることはありますか?
ICLレンズは、目の中に挿入するので異物感はありません。
ICLはずっと入れたままで問題はないですか?
ICLレンズは、半永久的に使用できる素材でできているので、一生目の中に入れていても問題ありません。白内障の手術が必要になった場合など、必要時には取り外すことができます。
目の中でICLレンズがズレたりすることはありますか?
ICLレンズは、目の中の虹彩と水晶体の間に固定されるため、目によほど強い衝撃を受けたりしない限りズレることはありません。また、素材も柔らかいため割れることもありません。
手術後、車の運転はいつからできますか?
手術当日の車の運転はできません。運転開始時期は、術後検診で医師の指示に従って下さい。昼間、夜間ともに視力が安定し、術後の見え方に慣れることが必要です。

